thinking

こんな創作支援ソフトが欲しい

‥‥という夢想。 展開図がすらすら描ける 描いた展開図を分割したり、回転させたり、組み合わせられる 作品のバージョンアップをまとめて管理できる こんなのがあると効率上がりそうだと思ったんだけど、設計ソフトじゃなくてほとんど展開図作成ソフトだなこ…

技法とか‥‥のつづき

id:origami:20050308#p2のつづき。(11日朝にちょっと文章の細かい部分をいじりました) ちょうどというか、上のLondonOrigamiの折り図紹介作品であるHansonさんの「Red Nose」がハサミを使っていた。切り込みの使い方としては、割と(造形的に)違和感なく…

折山さんのエントリから

はてなも始められていた折山紙太郎さんのエントリから。 「切ること、貼ること」id:oriyama:20050307#p1 一応‥‥という感じだが、ぼくのエントリ内容について補足すると、折山さんが引用した箇所に続く「北條作品の多くは仕上げの糊付けがほとんど必須なわけ…

メスの折り鶴の正体と、アヤシイ鶴のネーミングについて

NOA掲示板で「メスの折り鶴」に関するやりとりがあったので、そう言えば以前書いたときに検索したっけ?と思い返して、改めて調べてみた。 そしてhttp://www.geocities.jp/yajirushi77/zakki.htmの2002年6月9日の日記(画面のかなり下の方)に、「メス折り鶴…

折紙探偵団コンベンション写真集その7と東京友の会1月例会(と再現性について)

http://www.debpun.com/gallery/albums.php(Deb PUNさん) Design in Origami News経由。内容的にはその6までのとかぶってるけど。 「折紙探偵団東京友の会例会報告」http://www.origami.gr.jp/New/Meeting/0501/ 1月例会は欠席。ていうかこのところ欠席続…

羽鳥さんのエントリから

「紙を折らない人にとって、折り紙作品とは何か」http://blog.ousaan.com/index.cgi/origami/20041115.html(blog.鶯梭庵) 毎度(笑)、羽鳥さんのエントリに対して、2つほど。・一般の人 いつもひっかかってしまうのは羽鳥さんにとっての「一般の人」とい…

さらに変わる「暫」

http://www11.ocn.ne.jp/~origami/shasin/shibaraku/shiba1.htm(現代折り紙) 北條さんの「暫」に、つや消しの処理が加えられた。つやあり状態の実物を目にすることができなかったのはちょっと残念ではあるが、写真の見た目にもぐっと渋くなっているのが伝…

「折図の"向き"」

もひとつ宮島さんのエントリから。 「折図の"向き"」http://blogs.dion.ne.jp/origami/archives/124397.html(折り紙の叫ぶ夜10/10) ぼくの場合、ある程度意図的である程度非意図的です。 意図的:「右利き」で折りやすい向きですね。自分がそうだというの…

宮島さんの「日本猿」評

「"小松節"検証(ちょい辛口)」http://blogs.dion.ne.jp/origami/archives/116299.html(折り紙の叫ぶ夜10/7) まずはこうして自作品へレスポンスを下さったことにお礼を。 65〜68図や102〜107図あたりの、一度開いて折り線をつけてたたみ直す工程は、まさに"…

北條さんの「暫」修復について・その3

「続・北條さんの暫について」http://blog.ousaan.com/index.cgi/origami/20041002.html(blog.鶯梭庵) 実物を見ての羽鳥さんの感想。 写真で見るよりもずっと折り紙らしさが残っていた。細かいところもつぶれていないし、がちがちに固まっているわけでもな…

北條さんの「暫」修復について・その2

昨日のコメント欄でご本人からコメントを頂きました。 ぼく自身が北條さんの「空間作品」という概念に惹かれて、自分なりに作品に取り入れることをずっと考えてきた/いるので*1、今回とても驚いたのは本当です。 宮島さんのエントリにも北條さんのコメントが…

北條さんの「暫」修復について

「現代折り紙」http://www11.ocn.ne.jp/~origami/ 2004/09/25追記 部分的にウェットフォールディングで形状の崩れを修正し(写真1〜6番目)、コーティング塗装をおこなった(写真7〜8番目)。 (http://www11.ocn.ne.jp/~origami/shasin/shibaraku/shiba1.ht…

羽鳥さんのエントリに関して

「紙は平面ではない」http://blog.ousaan.com/index.cgi/origami/20040918.html(blog.鶯梭庵9/18) これは大体納得しました。ただ、紙を平面だと思っているからあのように書いたわけでもなくて、単純に「アウトライン的な形」を思い描いていただけです。そ…

折り応え

折り図作業を振り返りつつ。 今回の「日本猿」の折り工程は、「折り応え」ということを念頭において構成した。これは「猫」あたりから多少意識しはじめたことだが、今回さらに推し進めているつもりだ*1。「カバ」での失敗――億劫かつ冗長な折り工程――を踏まえ…

マニアックな題材

「友の会報告を見て」http://blogs.dion.ne.jp/origami/archives/62064.html(折り紙の叫ぶ夜) 宮島さんのエントリもうひとつ。 逆説的だけど、「見て驚く」タイプの折り紙においては「誰も知らないような」題材を折ることがかえって「驚く」要素になる、と…

「なぜ動物なのか」

「なぜ動物なのか」http://blog.ousaan.com/index.cgi/origami/20040905.html(blog.鶯梭庵) 羽鳥さんのエントリ。 上記理由につき今のところはメモ程度にコメントさせていただきます。 紙を折ってできる形は、もともとの無機的な形の中に内包されていたも…

「キャラクター性」関連メモ

ユニット系の人にとっての折り紙造形はどんなものなのか、その辺りを川村さんにお尋ねしてみた。川村さんにとって多面体は「かわいい」存在、とのこと。少し考え込みつつ「愛用している家具とか文房具に対して『かわいい』というのと似てる」と仰っていた。 …

ゆびあそび・その3

例会にて、さらに5人ほどの人がゆびあそびで遊んでいたことが判明。その中には前川さんも!(でもあまりキャラとして感情移入はしていなかったみたい。)

続続・ゆびあそび

タトさんと大村さんからコメントをいただきました。タトさんもやっていたんですね。これで5人目、と(笑)。 この場合も「常に自分の前か横にいて 自分と同じ方向を見つめてくれるヤツ」という感じで 目線はかち合わないけれど 意志の疎通は出来ていたような…

折り紙者の趣味

この手の話題は探偵団の例会などでよく挙がる。 上で書いてきたような文脈はとりあえず無視して、折り紙愛好家で目立つ趣味を思いつくままにリストアップしてみよう(順不同)。付け足すものがあればコメント欄で教えてください。 漫画・アニメ テレビゲーム …

ゆびあそび―折り紙―〈昆虫〉―視線

注意:以下はかなり正当性のあやしい議論です。そのつもりで読んでください。 ぼくはまた、園児〜中学生と、昆虫少年でもあった。喘息持ちだったこともあって哺乳類のペットには比較的関心が薄く、興味の対象は昆虫や小魚といった小動物。学校や家の近くで採…

続・ゆびあそび

昨日書いた「ゆびあそび―折り紙―視線」に早速3人の方からレスポンスがありました。ありがとうございます。この共通点は決して偶然ではないと、思いを強くしてます。 僕も好きでした。“えび”とか“忍者嵐”とかね!(S.N.さん) 「えび」はたぶん知らないです。…

ゆびあそび―折り紙―視線

今日の写真は、指でカエルの顔を作るという遊び、なのだが、おそらく各小学校で間歇的に流行る類の遊びではないだろうか。このカエルと二人で作る河童の顔(ひとりが片手で頭/髪を作る)が有名どころじゃないかと思う。この遊びを一般的に何と呼称するのか知…

ぼくの問題系から――キャラクター性

タトさんのコメントにおける「空想動物」という表現から想起されたことを書きます。タトさんの意図とは違う内容になっている可能性も大ですが、それはそれ。 ぼくは、なぜ折り鶴の首を折るかどうかにこだわるのか。それは、折ることで「重要な何か」が得られ…

折り紙を語ること

今を遡ること10年前、折紙探偵団に加入して、西川さんの「折り紙批評体系」を読み、すっかり帰らぬ人となってしまった。そして自分の中の「折り紙を語りたい」という気持ちに目覚めてしまうことになる。その後、ネットに繋がってすぐの探偵団掲示板への書き…