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ジョワゼルさんありがとう

今日がお葬式だったとのこと。つつしんでご冥福をお祈りします。 「ドワーフ」折紙探偵団コンベンション折り図集Vol.13より # 実はジョワゼル作品を折ったのはこれが初めてでした。仕上げはもちろん難しいのですが、それゆえにもっとうまく折りたいという気…

西川誠司作「シカ」

『第16回折紙探偵団コンベンション折り図集』を目にとまったものから折っている(まだそんなに折れていないけど)。今回は動物作品が充実しているようで、動物がメインテーマの自分にとってはいろいろ触発されるものがある。 なかでも西川さんの「シカ」がす…

さるBWC

名古屋コンベンション報告(補遺) おさるの作者にお願い 展開図公開です 詳細はリンク先記事参照。要は名コン中に渡辺さんにまたチャチャ入れた。こうしてBWシリーズとしてシリーズ化が決定したのだった‥‥(?)。 渡辺さんがアップしてくれた展開図を見て…

勝手にコラボシリーズ〜北條さんの仏像について

『折紙探偵団』102号の西川さんの兜を折って飾っていたのだけど、重心が微妙に前にあって、ふと気付くと倒れていたりした。台になるようなものは無いかなと思っていたら、横に北條さんの「仏像」が(4年ほど前に折ってずっと玄関に飾ってある)。これはもし…

「F/A-18 ホーネット」を折る

『折紙探偵団』102号より、吉野一生さん作・宮島さん折り図。 校正のときに2回試し折りしたので、本誌が届いてから折ったこれが3回目となる本番折り(もっとも最初のは15cmおりがみで折って途中で投げ出したんだけど。2回目は24cmおりがみ)。 試し折りの時…

渡辺さんの「象」をいじってみた

象(補遺)(小春苑blog) 渡辺さんが先月からブログで象の創作過程を実況で公開していたが、完成した後に もう一つは、創作途中で他の人の意見をもらえたら、というか、リアルの世界で「回し折り」をするように、バーチャルでも皆でいじったら楽しいだろう…

河合豊彰さんの作品を折った

改めてご冥福をお祈りします。 作品は上から、「ねこ」(『おりがみ歳時記・春』保育社)、「羅漢C」「般若」(『おりがみ歳時記・秋』)。用紙サイズは、ねこ(2枚複合)と羅漢が15cm、般若は25cm。 さすがに小学生の頃に比べればかなり折れるようになって…

折紙探偵団東京友の会2月例会

2007年2月「偽例会報告」(新世代雑記部屋) 2月例会(小春苑blog) 折紙探偵団東京友の会2月例会報告(折紙共和国)※2/13追加 講習会はイノシシ特集。ぼくも「亥」を講習したが、例会で教えるのは数年ぶり。プロジェクター使った講習は考えてみれば初めてか…

勝田恭平さん「フクロウ」

昨日の仕上がりに納得行かなくなってきたのでリベンジした。今度は薄い紙で‥‥ということでビオトープGA・45kgを選択。前回は大きすぎで写真撮るのも面倒だったので、小さくして42cmにしたけど、折り心地も完成サイズもちょうどいい感じだった。 仕上げの造形…

『折紙探偵団』101号

久しぶりに折った写真でも。 ・しゃちほこ(作・川畑文昭さん) 予想外に折りやすい工程でびっくりした。序盤同じ作業の繰り返しがあるけど、あまり苦ではない。誤差が出てもクリティカルにならない構成の妙もありそう。 造形的には背中の曲線が効いていて、…

PolarLightsを作る

組み上げてみたら結構でかい。壷か蜂の巣かといった風情。

『折紙探偵団』95号届く

待望の田中さん初折り図。まるで展開図折りをそのまま図にしたようなストイックな工程が、何とはなしに田中さんらしさを感じさせる。「部分折り」というタームはちょっと使ってみたいかも。後は、やっぱり顔だなあ。ちょっと小さい紙で折ってしまったので、…

「手」

最近、昔作った試作の展開図をORIPAでコツコツ書き溜めている最中なんだけど、時々面白いものが発掘される。そんな中から、結構昔に考えた「手」のパーツを紹介。 展開図はこんなんで、まあ普通というか「自分が考えた!」ってタイプのものでもないんだけど…

上のツリーを作ってるときにふとできた。が、これまた問答無用にシンプルなので(略)。情報求む。 「パクパク」みたいなパーツを2つ組み合わせる。なんとなく花っぽかったから花なのであって究極的には何でもない。実際、写真用に大きく作ったやつは妙な物…

モミの木

サンタと一緒に飾れるようなツリーを作ってみた。が、すごいシンプルなので(テーブルの基本形からちょこっと折ったパーツを重ねただけ)、すでに誰かが発表してそうでもあり。詳しい方に情報求む。幹は『折り紙夢WORLD』で紹介されてた鶴の基本形から作るの…

阪神タイガースのマーク

10等分から。忘年会中に作ったものに少し手を入れてる。前回書いたとおり、本当は10×9で折ると無駄なくまとまるんだけど、結局4:6に分けて、6の方を少し崩す形で。 10対9で阪神が勝った有名な試合とかがあれば、それに因んでいることにして10×9から折ること…

宮島さんの

折ってみてからあちこちを徘徊したら、田中さんの最後のとかぶってしまったように見えて、出すかどうか迷ったんだけど、やっぱ出しとこ。 折り方ばれ画像。

「斜め矢印」

「小松さんの「斜め矢印」問題」(一日一折) 小松さんの創作執念を垣間見れたような見れなかったような。 いやあ、そんな。‥‥って田中さんの回答、ぼくが考えてたやつと違うよ!(ノリツッコミ?)。 実は作った後に一応少し試してみて、田中さんが使ってい…

折り紙パズル

「おりがみ新世代」の「未定板」で出題してみた。出だしさえ分かれば後はあっという間にできるかも。自分でやってみて、パズルとしてバランスのいい問題を作るのがいかに大変なのかがよく分かった。 ところで、3×3のパターンをパズルとしてまとめて紹介した…

手裏剣パターン

宮島さんの出題への解答。要はフレーベルの模様折りというわけで、我ながらベタだ。 コメント欄で宮島さんが「これ簡単だった」と書いていて確かにパズル性は少ないと思ったけど、出された解答が案外かぶってなくて、そういう折り手の癖が出てくるという観点…

折り紙パズル

たーさんからの出題と、解答例が続々と。 ぼくがぱっと思いついたのはコレだった。仕上がりは小さめになるけど、後ろもキレイに。

『折紙探偵団』93号届く

これももう1週間も前だ。ぼくは展開図折りとカワイガオレポートの記事を書いている、のだけど、ひとつポカ発見、展開図折りの「整数倍」は「自然数倍」でよかった‥‥。 北條さんの「天馬(2005年改修版)」を折る。73あたりの折りは、長い間モデルに向き合っ…

タントセレクトとスタードリーム

先週東京に行く用があって、結構久しぶりの竹尾に寄った。 入り口を入った正面に新製品コーナーがあったので、早速チェックする。置いてあったのは、タントセレクトというのとスタードリームというのの2種類で、どちらも折り紙向きそうな紙だったので試し折…

コンベンション折り図集Vol.11から・その4

折った写真は「from 11th OTC book」に ・津田良夫「蝶の斑紋バリエーション」: とりあえず2種折った。こういうのはパズル解くみたいで創作してる時が楽しそう。・高井弘明「オルミトミムス」: 高井さんって、折り紙に対するスタンスというかアプローチの…

コンベンション折り図集Vol.11から・その3

折った写真は「from 11th OTC book」に おりがみはうすに専用ページもアップされてる。 「第11回折紙探偵団コンベンション折り図集 Vol.11」(おりがみはうす) ・西川誠司「サイ」「バイソン」「ゾウ」: 『西川作品集』とVol.9収録の「クマ」も合わせると…

コンベンション折り図集Vol.11から・その2

がんがん折ってくぞ。折り紙楽しい。 折った写真は「from 11th OTC book」に ・田中正彦「人魚」: おっ15度系‥‥と思ったら、一部22.5度が。15度は女性の表現に合う。・川崎敏和「潜水艦」: 折り図として、説明が丁寧すぎるがゆえにかえって「ん?」となっ…

コンベンション折り図集Vol.11から・その1

紙や折りに気を使ってないので恥ずかしい仕上がりが多いが、写真はこちら。 「from 11th OTC book」 以下、折っての感想。 ・西川誠司「土佐犬」: 同時収録の「サイ」「バイソン」「ゾウ」と同じく『西川作品集』アウトテイクのお蔵出し(?)。もう何度も…

『折り紙の数理と科学』

『折り紙の数理と科学』Thomas Hull著・川崎敏和監訳 本屋でようやく見つけたので買う。 肝心の中身は、まだ眺めただけに等しいのだけど、John SzingerさんのFoldinatorという折り紙シミュレーションと折り図作成を一括して行うソフトウェアの開発研究が個人…

『折紙探偵団』91号到着

昨日届いた。 おりがみ庵・跳び歩き。cochaeさんの復刻シリーズの元ネタとなった色刷り展開図についての記事でとても興味深い。戦前・戦後版であわせると18作品もあったのか。全部見てみたいなあ。 「相も変わらず折紙散歩」関連リンクとして、東京カテドラ…

cochaeさんの「折り顔選手権」に参加

「折り顔選手権」(Oricora Diary:3/24) cochae.com ちょっと遅くなってしまったが折ってみた。感想は、思ったよりむつかしかった。むつかしいというのはつまり悩むということで、どういうやり口で行こうかな、と。折り始めるといろいろアイデアは出てくる…