北條さんの「暫」修復について・その2

 昨日のコメント欄でご本人からコメントを頂きました。
 ぼく自身が北條さんの「空間作品」という概念に惹かれて、自分なりに作品に取り入れることをずっと考えてきた/いるので*1、今回とても驚いたのは本当です。

 宮島さんのエントリにも北條さんのコメントがありそこにはこんな一言が。

それから今回のコーティングでは、通常のニスにありがちな問題点を少々克服するテクニックを盛り込んでみたので、展示再開したらまた、よく見てみてください。

 北條さんのことなので事前に周到な試行がされていることは間違いないとは思っていたので、どんな工夫があるのか興味を惹かれます。


 さて、羽鳥さんもこの件に関して触れていて、ぼく以上に「きびしめ」かも?

人物の姿形を再現するというのは、彫刻の世界で長い歴史を持っているわけだから、それを折り紙でやろうとしたときに、彫刻で作ることのできる造形を折り紙で作っても意味がないと思う。

 「熱中時間 忙中“趣味”あり」の中の飲み会風景のVTRで、前川さんが「なぜ北條さんはすでにある美術作品(ニケとか仏像とか)を折り紙で再現するのか」という質問を振っていて北條さんが答えかけたところでVTRが途切れていたんですが、それを思い出しました。改めて気になっています(笑)。


 例会では、是非これも含めてお話ししたいですね。

*1:「ライオン」などはそうですね。