市間いおり新曲「Night Folding」

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Night Folding/市間いおり


胸がざわめき 眠れない夜は
紙を手にして 指に心ゆだねる そう


いつから折り紙、好きだったかな。
いつの間にか特別になってた。
もう切り離せない、わたしの一部。
だからこれから探しに行くの。
いま、この世界に存在するのは、
紙と、わたしと、紙の音だけ。
このままきっとどこだって行ける。
このままもっと遠くまで連れてって!


不安抱えて 寝つけない夜は
紙を手にして 指に自分ゆだねる そう


最近はひとに見せることばかり…
どこか窮屈な気持ちで折ってた。
今夜はなんだか、自由な感じ。
どこかゆがんでも、私のかたち。
いま、この世界に存在するのは、
紙と、わたしと、紙の音だけ。
このままきっとどこだって行ける。
このままずっと遠くまで連れてって!


曲がりくねった折り図を辿って、
どんなかたちに出会えるかしら。
まっすぐつけた折り筋の先に、
どんな景色が待ってるかしら。
いま、この世界に存在するのは、
紙と、わたしと、紙の音だけ。
このままきっとどこだって行ける。
このままもっと遠くまで連れてって!


胸がざわめき 眠れない夜は
紙を手にして ひとり心ゆだねる そう


胸がざわめき 眠れない夜は
紙を手にして 指に心ゆだねる そう

今回の目標は、アイドルが歌う「聴いててこそばゆくなるラップ」を再現できないかというものだった。
曲調からタイトルをイメージして、そこから「自分自身のために折る時間」というようなテーマで作詞してみたが、こういうベタな歌詞を書くのは市間いおりというフィルターが無いと恥ずかしい。
ラップ部分は、読んだ感じが自然であればいいから押韻は特に気にしないものとして一気に書いた。文字数の関係で言葉足らずになっているところがあるものの、ところどころでうまいこと韻を踏めたのでまあまあ満足。