diagramming
affinity.serif.com Affinity Designer 1.9がリリースされた。ver.1系のユーザは無料でアップデートできる。現在、新型コロナ問題に直面するデザイナーの支援をうたったキャンペーン中で半額(約3000円)になっているので、まだ持っていない人も良い機会じゃ…
origamiplans.hatenablog.jp クリスマスということで、2014年の記事で紹介した「渡辺大(daidai)さんによる折り紙サンタのデザイン案に基づいた連作」に(ご本人の承諾を得た上で)展開図を追加した。drive.google.com 展開図を作りつつ改めて見てみると、…
affinity.serif.com Affinity Designer含めAffinityシリーズが5/20まで半額セール中だ。その販促というわけではないけど、ちょっとたまってきた小ネタをまとめた。 後ろに隠れているオブジェクトの選択 optionキー(Winならaltキー)を押しながらクリックす…
ぼくは折り図を精確な製図のつもりで描かなくて、イラストのようなつもりで描く。「厚みの無い"幾何学的に正しい"図があって、それをずらす」というよりは、最初から「紙の重なりが分かる図」を目指して描く。その意味でも、最も影響を受けたのは笠原邦彦さ…
任意の角度の対称軸で反転させる方法 以前の記事では不可能そうだとしていたが、スナップを利用することで正確に反転させることが可能だった。以下その具体的な方法。スナップは「オブジェクトジオメトリにスナップ」をONにしておくこと。 反転軸をまたがる…
スタイル・アセット・シンボル この3つはどれも、ある属性を持ったオブジェクトをゼロから作成・設定しなくても、あらかじめ登録しておいてすぐに呼び出せるようにする機能だ。 スタイルについては過去記事でも機能不足について書いているが、塗りがない破線…
www.youtube.comhttps://www.youtube.com/watch?v=Cwq-ttFhLlk YouTubeの方の概要欄に、配信内で触れた話題ごとのインデックスを作ったのでご利用ください。すでに思ってたより多くの人にアーカイブを見ていただいているので今更という感じもするけれど。 イ…
影の付け方・別案 書き出しを考慮すると「内側にペースト」機能を影表現に使うのは避けた方が良いのは前に書いた通り。代替法としてオブジェクトを重ねる方法を取るが、スナップが辺上の任意の点にも利くので、一番上に線を重ねずとも、こういう重ね方で行け…
テキスト EPSだとテキストが全部アウトライン化されてしまうようで、これはAiへのデータ移行を目的にした場合は大問題だ。SVGとPDFだとテキストで書き出せるが、どちらも改行部分で1行ずつばらばらになってしまった。SVGではさらにフォントサイズが小さくな…
ゼロから描いたので、線の設定などぼくの普段の折り図とは仕様が若干異なる。 折り鶴の折り図は過去に描いたことがあるし、練習として「ある程度折り技法が出てきて作図に歯ごたえがありそうなもの」ということで風船を選んだ。せっかく描くのだからと全体の…
「内側にペースト」は1階層ならば問題なくクリッピングマスクに変換されましたが、内側にペーストしたオブジェクトの内側にペーストした入れ子構造にすると上手く変換されないようです。こちらは線と塗りの分離現象も発現しました。 pic.twitter.com/tssbDQ…
デジタル折り図制作では通常、ベクター形式のイラストレーション制作ソフトを用いる。こうしたソフトはどれも折り図を描く用としては多機能過ぎるが(全機能の1%程度しか使わないのではないか)、かと言って折り図が楽に描けるかというと、そういう話にはな…
発行からもうひと月以上も経ったが、第27期の日本折紙学会会員特別配布資料に「チョウ」の折り図が掲載された。長工程モノの折り図が期待されていそうななか100工程未満の作品で申し訳なかったが、同時収録の「グランドドラゴン」(ウーさん創作/はうす折り…
genさんの以下のツイートに絡めて少し書こうと思ったら文量が増えてしまったのでブログの記事にすることにした。私の折り図は紙の重なりを極力全部描写するという拘りの影響で歪みが大きくなりやすい。なので視点の微妙な変化や紙の向きの変更、拡大縮小など…
※この記事は2013年の折紙探偵団コンベンションで行った講義で配付したレジュメを基に少しだけ追記したものです。この内容については、いずれ参考図なども足してしっかりまとめたいなあと考えていますが、ひとまず蔵出ししておきます。折り図を描き始めた人の…
文鳥(せんすさん) 目の折り出しは、細かく描こうか迷ったんですけど、スペース的に入るか微妙だったのもあって省きました。実際に折るときは、図のように、一度ひらいて折ると簡単に折れます。 こういう「裏返し」の工程は、慣れてる人は迷わずひらいてし…
そろそろ発行される『折紙探偵団』114号に掲載の「文鳥」の折り図を描いた。「人の折り図じゃなくて、さっさと自分の本の折り図を描きなさい」という編集長のおとがめのすき間をかいくぐり(汗)、こちらから提案して描かせてもらったものだ。 折り工程は、…
「にわとり」を折り図化すべく工程を練っている。尾に無駄な折り筋を入れたくないのだけど、なかなか難しい。 ここから一気に変化させれば折り筋がつかないし、作品としての筋道も理解しやすいと思う。しかしどうも折りの難度が高い気がする。作品のシンプル…
・蛇腹作品は全体を一気にまとめるような工程が多く、リニアな工程を組み立てるのがそもそも大変である。 ・蛇腹作品は立体的な工程も多いので、そういった立体図を描くのが大変になる。 ・蛇腹作品は層が多く、これを逐一描写すると図の輪郭部分が真っ黒け…
「馬」の折り図を修正している。修正というか前半はほぼ描き直しに近い。precreaseに対する考えが、当時と今ではまるで違っているからだけど、なんにせよ、前の折り図は折り筋を無駄に入れすぎ! その上、解説で「必要十分」とか書いてあって、一体お前は何…
「折紙展開図エディタ ORIPA 」 久々のバージョンアップ。おとといに公開されていた。 DXF形式のファイルのインポート機能を追加しました。 OBJ形式でのファイル出力機能を追加しました。 ズームしても線の太さが変わらないようにしました。 完成予想図で2点…
次の『折紙探偵団』に載る予定。あまり面白い途中形を取り出しやすい構造じゃなくて、工程を組み立てるのにいつになく悩ませられた。 あっと驚くようなステップは無いんだけど、展開図折りしてる人も楽しめるよう(?)、序盤を少しひねったものにしてみた。…
「折紙展開図エディタ ORIPA 」 「ORIPA Ver0.15」(みたにっき@はてな:12/26) ORIPAがVer0.15にアップデートして、「更新は一時終了」とのことなのだけど、実は要望をひとつ出そうと思っていた矢先で、かなり迷いつつも公式掲示板に書き込むことにした。…
「折紙展開図エディタ ORIPA」 先日Ver.013がリリースされた。新規追加機能は以下のとおり。(他に、上書き保存機能も加わっているようだ。) 2005/12/21 : ver0.13 ファイルに、作品名、データ作成者、メモなどの「作品情報」を保存できるようにしました。 …
「fold/fold」 あれから新たに描いた、うさぎ・犬・ねずみ・ポニーでの結果を追加。 それにしてもこんなに気軽に展開図を描けるようになると、ぜひ創作にも生かしてみたいものだ。
11/16の記事で書いたORIPAへの要望、「紙のフチを強調表示」する機能が搭載された。うれしい。 早速昨日「馬」での結果をORIPAのBBSに投稿したが、以下に、今までに描いた自作の展開図からの結果を並べてみる。(クリックで拡大) 創作した自分でも「こうな…
0.10からDXF形式での書き出しに対応した。 しかし、FreeHand(8J)で読み込もうとしたら対応しているはずなのになぜかエラーが出てしまう。なので、一度OpenOffice.orgの図形描画で読み込んで、PDFで書き出しなおし、それをFreeHandで開く。そして「内容を取…
あっという間にバージョンアップしてってすでに0.08、機能的にもかなりのレベルまで来ているORIPAへの勝手な要望です。すでに三谷さんのプランの内にあるものもあるかもしれませんけれど、とにかく思いつくまま並べてみました。本家サイトが今繋がらないよう…
折り図作業を振り返りつつ。 今回の「日本猿」の折り工程は、「折り応え」ということを念頭において構成した。これは「猫」あたりから多少意識しはじめたことだが、今回さらに推し進めているつもりだ*1。「カバ」での失敗――億劫かつ冗長な折り工程――を踏まえ…
描いてます。最優先ミッションなのでこの日記はしばらくトーンダウンするかも‥‥。