折紙探偵団コンベンション写真集その7と東京友の会1月例会(と再現性について)

 Design in Origami News経由。内容的にはその6までのとかぶってるけど。

 1月例会は欠席。ていうかこのところ欠席続きだな‥‥。
 「シルバーエンジェル」はおりがみはうすにて、TVチャンピオンで折られたオリジナルとその後の改修版の両方の実物を見ている。ぼくはオリジナルの形のが好きだけど、おそらく修正された部分は講習のために折りやすさを選んだんだろうな、と宮島さんの「「熱中時間・忙中“趣味”あり」見た」にあった「見栄えと再現性」の話などを思い起こす。

 ところで宮島さんの記事では「再現性」≒「難易度」のような感じで読めるのだけど、ぼくはこれは分けて考えたいと思う。難易度を軸にしてしまうと、さまざまある折り手のレベルによって再現性が変わってしまうので「作品」そのものに対して再現性を問うことの意味がほとんど無くなってしまうから。*1
 じゃあ再現性って何?と考えると、11/17の前川さんのコメントにある

「再現性」というのは、創作者から見れば、そのように、創作者の「計画」を「辿って」ほしいということである。

は、ぼくにとってなるほどうまい表現と思うものだった。折ってもらうことによる《計画》の伝達。うん、そういうことという気がする。で、こういう意味で言えば、北條作品は再現性が低いどころかむしろ高い方なんじゃないかと思うのです。

 閑話休題して「情報コーナー」は、こんなところでマジカルパワーマコの名前を見るとは思わなかった。公式サイト

*1:記事中宮島さんが「両者の着地点」と書いて表明している悩み(?)は、ここらへんの話に由来すると考える。