実験的(?)折り紙動画3本

特別良いスペックではないにせよちょっとした動画編集ができる環境にもなったし、講習用に買ったウェブカメラもあるので、なんか折り紙を扱った動画が作れないかなという気持ちでいる。とは言え、前にも書いたようにチュートリアル動画を作るつもりはないし、自分自身をコンテンツにするような方向性(トークとかプレゼンとか)も向いていないと思うので何を作るのかは難しいところだ。
以下の3本は、そんな中で作ってみた一発ネタのような折り紙動画だ。もう2ヶ月以上前にアップしたものだが記事にしておく。

クロマキー折り紙

youtu.be
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去年思いつきとしてツイートしたネタなのだけど、誰かやってそうで誰もやってなさそうだったので自分でやってみた。作り方は、背景となるカッターマットをOBSでスクリーンショットを取り、その画像をOBSのウェブカメラのソースの下に配置、そしてウェブカメラの映像にクロマキーの設定を加えて特定の色を抜くようにする、というもの。抜いた範囲から後ろの画像が見えるので、透明のように見える。ウェブカメラの位置がずれてしまうと背景画像から撮り直しになってしまうためそこだけ注意(撮り直した)。
1本目、紙が見えなくなる動画のはじめのひと折りでネタとしてはほぼ消化されるのだけど、手が見えなくなるものも撮ってみた。クロマキー用途のゴム手袋という商品もあるようだが、アレルギーの気があるのでカラー軍手を入手した。薄手とうたっていた商品だったが、物としては普通に軍手なので折り紙をするにはちょっと無理があった。

折り動画ダブミックス

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単に録音したトラックにリバーブ(残響)とディレイ(こだま)をかけまくっただけのものをダブミックスと言っていいのかは分からないが、タイトルの最後にdub mixって入ってたら可笑しいなという。要するに「紙を折っている音」を音響的にフィーチャーする試みとして作ってみた。作品を等倍速で折っている映像だけど、手順解説を意図したものではない、というひねくれた動画でもある。
折っている作品は、直前に創作した「こいのぼり」で、紙と指だけで発する音にしたかったので最初から空中で浮かせて折った。音処理をしたGarageBandには動画を読み込む機能もあるので、工程に合わせてエフェクトを細かくエディットしている。
同じように、紙を折っている音にクローズアップしたASMR動画というのは結構あるようだ。またポール・ジャクソンさんは紙の音だけを使った音楽を作っている。これらは逆に電子的な音響処理をしないところが肝かもしれない。