ブレ表現の実験

今日の午後twitterでつぶやいた「残像表現を折り紙でやったらどんな風になるか」を実際に試してみた。

動きの「ブレ」はモーションブラーなどとも言うが、ぼくがイメージしていたのは、アニメ作画で「お化け」「スカッシュ」などと呼ばれる、動きの激しい部分で輪郭がぐにゃぐにゃっと歪む表現だった(参考:このブログこの画像などなど)。野球漫画などでピッチャーの振り下ろした手の先がホウキのように描かれることがあるが、そういうのをイメージしてもらっても良い。

彫刻やフィギュアなどでそういう表現はないかなと探してみたが、探し方が悪いのかどんぴしゃのがなかなか見つからず。デフォルメキャラで足がじたばたして何本もあるというのは比較的あるようだが(例:一番下の写真)。
あとはここで考えているのとは別物になるが、残像を可視化してそれ自体を造形としてみせるというようなものがあるようだ(これとかこれとか)。

まあ元々がフィルム的な、平面的なイメージだから立体にするとなんだこりゃ?というものになるのかもしれない。作ってみたこれも、すごい動きを表せているような、単なる謎物体になっているような……よく分からないが、全く可能性が無いというものでもなさそうに思う。もっとうまいブレの表現の仕方もあるかもしれない。