コンベンション1日目感想

 (20日朝記:以下はゆうべ書いたけど、回線が不安定でアップできなかった。)


 やはり総会は間に合わなくて途中から。


 講演会。
 吉野基金招待者、Nick Robinsonさんの講演は、半生記+折り紙交流記+折り紙哲学‥‥について。「大切なのは信頼できる批評をしてくれる友人を持つこと」てとこが印象に残った。付け加えられた「折り紙だとなかなか難しいことだけど」ってのも。講演の最後に、謎の物体(?)を講習。
 Matt GardinerさんはFolding Australia 2005のメイン企画だったOrigami Houseの制作裏話。ムービーなど仕込み満載で、まだマスターし切れてない日本語までフルにネタにした楽しいものだった。
 トリを飾るのは三谷さん。この研究最新のこの研究をデモを交え解説したもので、非常に興味深く聴く。実際ソフトを走らせてるのを見ると、やっぱ面白いなあすごいなあと感動。逆に、今ある折り図表現が否が応でも分析的な視点で見えてきて、その意味でもなんか新鮮だ。後、ペパクラデザイナーのアニメーションデモなんか見ると、展開図から基本形折り上がりをアニメーションとかもやれば出来そうかもとか思った。


 休み時間には宮島さんたちと某トリビュート企画のネタ話をする。
 それにしても、今回久々に河合顔を折ったけど、やっぱりこれは折っていて楽しいなと改めて確認した。思えば小学生の時、『おりがみ歳時記』にどっぷり嵌ってた時期があって、毎日毎日この顔ばかり折ってたっけ。今思うと、つぶし折りをコントロールしながら折る技術は、この時に鍛えられていたのかもしれない。


 折り図集も買い、何人かでページを囲んであれこれと雑談。作品の吟味から、三谷さんの講演の影響もあって、折り工程とか折り図表現とかまで話が広がる。ああマニアの姿だ。
 さておき、今年の折り図集はとてもいい。全体的にレベル上がってるようだし、コンプレックス度も確実に増してそうだ。表紙は神谷さんの「スレイプニル」。折り図化投票した人たちはおめでとうございます。


 Jason Kuさん、Nick Robinsonさんともご挨拶。