千羽鶴問題:首を折らない理由

 8/1のリンク先から「首を折らない理由」を抜き出してみる。

・「首(くちばし)の部分は折らないように。首を折る=負けるという事だから。」
・「頭が折れる」「首が折れる」は縁起が良くないですから。


千羽鶴はお見舞いに持ってゆくものなので「なかなか病気が回復しない」印象を与える下を向いた鶴ではダメなのです。首を曲げずに
千羽鶴はお見舞いに持ってゆくもの 俯いた印象を与える下を向いた鶴ではダメ
・完成状態の写真の鶴は首を折り曲げていますが、当店販売の鶴の首は運気向上ということで折り曲げていません。


・経験から頭をつけないほうがきれいな千羽鶴になると思います
・最後に鶴の首を折って完成させますが、折らないで送ってください。お見舞いの際は首が上を向いているほうが縁起がいいそうです。


・下を向いている=うつむいているように見え、病状がなかなか回復しない、というように解釈できるそうです。
・「首を折る」のはお見舞等に持っていくには縁起が悪いから、ということらしい。
・首が折れるといって、千羽鶴の縁起が悪いのでけっして折りませんよ。
・鶴の首を折ると縁起が悪いので

 まとめると以下のようになるか。

  • 「首を折る」「頭を折る」という言葉をネガティブに解釈
  • 下を向いた、うつむいた状態をネガティブに解釈
  • 上を向いている状態をポジティブに解釈
  • きれいに折れる
  • 糸でまとめる時に都合がいい


 先日の日記では最後の理由をこの風習の起源と推測したが、もちろん本当のところはよく分からない。4番目の「きれいに折れる」というのはなるほどと思った。ホントは「きれいに折れているように見える」なんだろうけど(笑)。


 これだけ少ないサンプルで何かを言うのは難しいけど、ネガティブな理由のほうが影響が大きい気がするな、やっぱり。