鶴の見立てについて

 一方、「折るべし」派の意見を抜き出してみた。

・折り鶴の、くちばし部分は折らないと鳥の「鶴」には見えません(ただの尖った菱形)。
・大体あの部分は嘴であって頭じゃないと思うんですけどね。実際の鶴の顔見てください。
・「折った方」を首(頭)だと思わせるわけですから
・折っておかないと顔はずっと上をむきっぱなしになりますから

 ぼくからすると至極もっともな言い分が書かれている‥‥と思ったら、待てよ、最後の意見だけはなんか違う。この人は折らないままでも鶴の顔が見立て可能だと言っているようだ。そういえば折らない理由の「上を向いている状態をポジティブに解釈」の人たちも、そういうことなのだろうか。確かにそう見ることも可能だろうけど‥‥うーん。


 疑問。折らない人の中に、「折らなくても鶴に見えるからOK」という人はどれくらいいるんだろう。


 伝言板でCAGEさんが

04/08/04 21:01:55 CAGE 千羽鶴の鶴はシンボルであって見立てではないと思う。

‥‥と書いていたが、この疑問に絡んでくるなあ。この人たちはしっかり見立てていることになるんじゃないか。