日本テレビ「千羽鶴はこうして集まった〜放火事件から一年〜」視聴

 おととい取り上げたこの番組、録画してたのを視聴。
 やっぱりというかなんというか、2ちゃんねるの方の話じゃなかった。


 去年の放火事件後、犯人の在籍する関西学院大学に全国から届けられた折り鶴180万羽を、有志の学生たちが千羽鶴に繋げている。そのグループのリーダーの青年が、今年6月に再び起こった放火事件をきっかけにして、なぜ折り鶴を折る人がいるのか、自分たちの活動の意味は何なのかという疑問を抱く。そして彼は被爆者や折り鶴を送った人たちを訪ねてゆくことで折り鶴がどのような想いで折られたかを知り、活動を続けることを決意する‥‥というような内容。

 千羽鶴が映るたびにその形状を確認していたわけだが、まだまだ首を折っている方が優勢、というように見えた。テレビ映りの問題として折ってある方の画が編集で残されたのかもしれないが。
 頭無しの鶴よりも、ふくらすずめの方が個人的には目に残ったかも。しかし、片手が不自由な老人が一時間をかけて折り鶴を折っているというエピソードを見て、ふくらすずめは折り鶴が難しくて折れない人たちのための簡略化としても考えられるなあなどと思ったりした。

 あと気になったことと言えば、記念公園の映像が流れたとき写っていたツアーガイドのお姉さんが「禎子さんは千羽作れないままに‥‥」って堂々と参加客に解説していた。