「ピース!vol.3」を観にいく

 都内まで出かける用事があったので、ちょうどいいやと思って観にいってきた。

 羽鳥さんの作品「星の誕生」は、正五角形の用紙が細かくタイリング的に折り線で分割されてて、それぞれの小多角形が辺のところで立体的に段折りされて網のようになっている中から、立体的な五角星が不規則にぽこぽこと浮き上がってきたような、そんな作品‥‥自分で書いてても分かりづらいなあ。既知の作品で言うと、『をる』に載っていた桃谷さんの「細胞膜」が構成的に近い、と言えば近い、かも。イメージ的には全然違うけど。とにかく不思議な造形だった。
 上の説明にある「辺のところで立体的に段折りされて云々」というのが、「新技法 reliefed tessellation」に相当する構造だと思われる。エントリを読んだ時は全くイメージが湧かなかったのだが、実物を見て、なるほどこういうことか、と納得。特別ややこしい技法ではないんだけど、言葉で説明するのはなかなか難しいかもしれない。

 個人的な感想は、明日の例会でお話しできればと思います。>羽鳥さん