首都圏ネットワークを観た

 やっぱりというか、開催中の吉澤展を紹介したものだった。時間は正味5分くらいで、喜代夫人のコメントがメイン。印象に残った部分を書き留める。

作品を購入したいと申し出も数多く寄せられましたが、吉澤さんは生涯にわたってどの作品も売ることはしませんでした。(ナレーション)

もう折り紙一途ですから、他のことには目もくれないというぐらいのところがありました。一生懸命になれば、寝ることも忘れ、食べることも忘れるぐらいのような生活でした。(喜代さん)

すべてのものに命があると考えておりました。紙というものをただ素材と考えるのではなくて、折られた、出来上がったかたちになるまでが、一緒に生きていたような気持ちだったのではないかとも思います。(喜代さん)

 最後にアナウンサーが、自宅には数万点の作品が遺されていると言っていた。すご。