折紙探偵団東京友の会3月例会3/5

 相変わらず不調のため順当に例会は欠席したが、『折紙探偵団』編集会議@はうすには参加。北條さんの「水瓶座(2005年版)」を観にいったとも言えなくもない。

 例会にはジョアン・サラスさんという方がいらしてたらしい。ご本人はお帰りになっていたが、件のトイレットペーパーの筒を折った作品を羽鳥さんに見せていただけた。感想は‥‥まあ他にやりようがないだろうな、という感じ。


 水瓶座2005を展開図とともに見せていただく。髪の毛周辺の折りが個人的にツボ。
 なんでもただ折っただけでは水瓶部分が胴体とかなり離れているのを最後にガッとのりづけすることで水のミウラ折りがたわんだ曲面になるという仕組みらしく、北條さんは造形に独特の緊張感を持たせるために意識的に使えないかということを考えているとのこと。
 北條作品の多くは仕上げの糊付けがほとんど必須なわけだが、そういう中でより糊付けの意味合いを強めたいという意図もあるのだろうな多分。

 バイオリン奏者2003、ガブリエル、水瓶座2005と並んでいるのを見ると、3作揃うに至って「北條蛇腹ワールド」出現という感じで凄いオーラを発してた。