Masters of Origami展の図録などが届く
でっかい封筒が届いたので何かと思ったら、Masters of Origami展の出展者へ図録の献本だった。
図録『Masters of Origami ~The Art of Paperfolding』の他にも、ロゴ入りおりがみ用紙セット、絵葉書、「Paper Music」CD、展示写真収録CD-ROMが一緒に入ってて、随分気前が良い(?)。折り図集の作品撮影のついでに写真を撮ってみた。
図録の感想は、8/8の日記に簡単に書いたので省略。
箱がつぶれかけてたおりがみ用紙。伝承とPaul Jacksonさんの作品の折り図つきだった。
絵葉書。
音楽CDとPhotoCD。収録写真には、見学に訪れた羽田元総理の姿もでっかく写ってた。
CD、Paul Jackson「Paper Music」を早速聴いてみての感想。
CDは5曲入り32分。ライナーが入っているが、それぞれのトラックの正確なクレジットがいまいち分からない。Jacksonさんの他に、4人のアーティストのプロフィール(Maddslinsky、Todd Osborne、Nwachukwu、Mira Calix)が載っている。これは1曲目が「Paper Music」で、後の4曲はそのremixなのかな?
肝心の音の方は、ざっと聴いただけだけど、結構いい。
トラック1は、紙素材を色んな方法で鳴らした音が延々11分入っていて笑える。叩いた音、破いた音はもちろん、厚紙をみょんみょん曲げる音とか、紙に口当ててブーブー鳴らしたのとかまで入っている。
2曲目以降は、ぐっと普通のテクノっぽい感じ。トラック4,5が好きだ。これ聴きながら折り紙折るってのもオツなものかもしれない。
JacksonさんのOrigami-Lへの投稿によると、「Paper Music」の専用サイトを開設予定で、楽曲のmp3なども配信する計画があるそうだ。
コンベンション折り図集Vol.11から・その4
- 折った写真は「from 11th OTC book」に
・津田良夫「蝶の斑紋バリエーション」: とりあえず2種折った。こういうのはパズル解くみたいで創作してる時が楽しそう。
・高井弘明「オルミトミムス」: 高井さんって、折り紙に対するスタンスというかアプローチの仕方がぼくと似ているなと勝手に思っているんだけど、この作品は「見た目に比べて難しい」という意味でもかぶるものを感じてしまった、という変な感想ですいません。最終デザインの選択がなんというかストイックだ。
・宮本真太郎「エピソード2型宇宙戦闘機」: おりがみ用紙だと辛そうだったのでホイル紙で。元ネタが分からなかったので調べてみる。スター・ウォーズから「ジェダイ・スターファイター」のようだ(Googleイメージ検索結果)。
・市川学「牡丹」: 最後、花びらをずらしていくところがなかなか難しくてスリル。
・Nick Robinson「Bloodhound」「Skunk」「Baby Bird」「Locked Plane」「Bear climbing a tree」「Goin'down」: シンプル作品9作のうち6作。なんで名前がアナグラム?と思ったらこれアダルト折り紙だからか。
・Nick Robinson「Ali's Dish」「Dish 27」「Dish 30」: お皿3種。この中では「Ali's Dish」が好き。
・Christophe Boudias「LA HYENE」: 前川設計、だけど後ろ足のカドに無駄が出ているのがちょっと勿体ないかな。
・Jose Maria Chaquet「F1 Racing Car」: これで出来ちゃうのか、というような大胆な構成で面白い。しかし仕上げ間際でしくじったらしく微妙に左右非対称になってしまった。