Robert Lang「Dancing Crane/鶴の求愛」


 『折紙探偵団』90号より。金紙の50cmくらい四方。
 折ったのはこれで2回めで、やっぱりむつかしい。最初はカラペで折ってみたけどヘナヘナさを処理できず、加えて変な色気を出して首の折り方をあれこれアレンジなどして遊んでいるうちに、ゴミのような外観になってしまった。まあ見た目的には今度のもただの金紙なのでそう変わらないかもしれない。


 足を細くするclosed sinkはやっぱりつらいものがあるが、ま、ぐちゃぐちゃになってもどうせ外からは見えなくなるので、問題にはならない部分ではある*1。足は、ラングさんの作例を見るともっともっと細くしたくなるけど、この紙ではこれが限界。
 首の仕上げは「割れそうだなー割れそうだなー」と思って折ったらやっぱり割れてしまった。カラペの時は大丈夫だった、とテープ補強をさぼったのが失敗だった。
 とても折り図どおりに段折りが施せる状態ではなかったため、首の仕上げは結局適当にごまかした形に。頭がちょっと大きい感じ。もともとカド出しの段階で、首が長くて翼が小さめ、になっていると思うのだけど、それが目立ってしまったかもしれない(折り図どおりだと段折りのぶん首が短くなるので気にならないレベルになるようだ)。求愛のダンスというより、子どもの鶴が遊んでいるみたいだ。


 後、折り図では「Elias-stretch」が2回あって、確かに便利な説明の方法なのだけど、やっぱり敷居は高いかなあ。訳で「つぶす」という語が入っているのは正解だと思う。

*1:でも外側半分のヒダは段に沈めずとも巻き折りで処理って方法もできたかな、と今になって思いついたがどうだろう