「紙飛行機 理論で飛ぶ」

 東大教育学部付属中等教育学校6年の内海雄紀さんによる卒業研究。

その結果、(1)構造的に耐えうる範囲で翼のアスペクト比を大きくする(翼長を大きくする)(2)翼の前縁を少し下に折る(3)翼は翼厚のない薄型にする(4)迎角(速度方向と翼弦がなす角)が5〜7度になるよう、翼の後縁を上下に調整する−−などという点を、よく飛ぶ折り紙飛行機の条件として結論づけた。

 実験に使った模型がアルミ製というところにひっかかりを覚えないでもないけれど。