Zoom折り紙談義会(5/10)

新型コロナウイルス危機の情勢下、多人数ビデオ通話システムを利用したオンラインでの折り紙集会が各所で模索されつつ開催されている。折紙探偵団東京友の会の例会の他、萩原元さん・田中幹人さんらの個人運営によるもの、各地の大学サークルなどでも行われているようだ。

上記ツイートのとおり、Zoomのキャンペーンに乗って折り紙談義をする集まりをやってみた。今までZoomは参加者としてしか使っていなかったので自分でミーティングルームを立てるのは初めてだった。10年ほど前にテキストチャットを使って折り紙談義を5回くらいやったことがあったけど、こういう呼びかけをしたのはそれ以来だ。

急な呼びかけだったが、ぼくを除いて9名の参加があった。13時から始めて、まあ夕方くらいまでかなと思っていたのだけど、結局だらだらと21時まで8時間もやってしまった。もっとも夕方以降まで残ってくれていたのは2-3人だったけれど。話題はあっちこっち飛びながらも一応折り紙の話を主にした。
以下、話した話題を記憶を頼りに列挙した。もう結構忘れてるので抜けているのもいろいろあると思う(あとは、内輪っぽい話は除いている)。話した順番も必ずしもこのとおりではない。

・バーチャル背景で遊ぶ
・折り図作成ソフトの話(Inkscape 1.0の使用感・DIAMOND等)
・折り紙VTuberの話(あやせましたさんの映像がOBSを使った配信スタイルだった)
・マニアックな折り紙愛好家はどうしたら増えるのかという話(きっかけ、深みにハマるために必要なもの等々)
・折り技法を徹底的に親切に解説した動画があるといいよね、という話(英語だとぽつぽつある)
・紙を折るときの運指を丁寧に解説したものもあるといいよね、という話(昔びわさんが部活用に作っていた?資料が良かったけど、ああいうの)
・折り鶴早折りの話(あやせましたさん提案の正方基本形の畳み方が面白かった)
・折り図販売等マネタイズの可能性についての話(最近の動向や将来的な予想)
・森末さんの作風の話(平面/立体、ネタ系/ガチ系)
・韓国フォルダーの作風の話
・お絵かきと折り紙に対する心理的な差(創作目線)についての話
・見立ての面白さの話(ぼくがよく話すネタ:異質なものの出会いとか無作為性とか)
・技法の流行り廃りとそれが作風へ与える影響の話
・skさんの過去作振り返り(展開図鑑賞・考察)
・写真投稿SNSの話(からのFlickr鑑賞)
VTuberの特性の話(折り紙全く関係なし)
・マジックの話(用語体系の折り紙との比較とか)


こうして振り返ってみると、それぞれにもっと掘り下げられそうな、いろんな話題があがっていた。もっと自分にトークの技術があれば、こういうのもコンテンツ化できるかもなあとは思うが、あんまり頭の回転がよくないので事前に原稿などを用意したりしないと、すらすらと考えを話すのは難しい。そういう才能の登場を求む!(同時にブログとか探偵団マガジンで記事を書く人も求む!)