カタツムリ



名古屋コンベンションで田中まさしさんが「タナカマイマイ」を講習されていたのを見て、カタツムリを作ってみたくなる。帰りの新幹線の中で考えていたらアイデアが浮かび、そのまま乗車中にできあがってしまった。
発想は、田中さんのが殻がリアル風(?)で体が幾何学風なので、ここは逆なのを考えてみようと思ったことから。折っていてなんか既視感があると思ったら、小方弘巳さんの「寅ばこ」*1だった。構造はほとんど自動的に収斂してしまう感じで、仕上げの悩みはあったが、全体としては作ったという気があまりしない。

またしてもアイデアものなので前例の有無が気がかりだが、画像検索で調べたかぎりではまるかぶりといったものは無い模様(あったら教えてください)。殻の部分が風船になっている作品はあった。

(おまけ)純血種「フタツムリ」と突然変異「ハコツムリ」。

*1:折紙探偵団』119号