少女J……その1
しばらくほったらかしにしてる内に、前回、前々回のエントリで出した鼻のアイデアを使った作品がちらほらと出てきて、負けてられないぞと久しぶりにいじってみた。
今回は髪のインサイドアウト化の実験。
- なるべく首を薄くしたい
- 顔の配置を思いっきり辺にもっていってみよう。
- 髪は左右に割れててもいい
で、できたのがこちら。32等分で、とりあえず頭部だけなんで1:2の長方形から折った。
問題点。
- 今の等分だと後ろ髪に紙が少し余ってる。かと言って使えそうなカドを肩のあたりから出すには今度はいっぱい足さないと届かない。頭部パーツとしては、使える等分数が限定されてしまっていまいちだ。
- 首は結局横一線とるかたちになってしまった(つまり32層)。ホイル的にはまだ余裕という感覚。↑みたいに上の辺に曲げてくとなると58層になる。
- 造形的には、髪のボリュームがぎりぎりかも。もちょっとだけ余裕があるとなあ。
少し試してみたところ、首の薄さを優先するなら、顔をもっと内部に押し込めて前髪を辺中央から出す正統派な?配置の方がかえっていいかもしれない。もっとも今度は横髪を出すのがむつかしくなりそう。要研究。
服とかのパーツを絞れば、32等分のまま全身像も作れるかもしれない(ちゃんと展開図書いて見てみたら無理そうだった。やっぱ感覚じゃあ駄目か……)。この辺は神谷さんの作品とかを見てるうちに、大体人物造形に最低限必要な分割数の感覚が分かってきたという感じ。
それにしても「ボディビルダー」のときもそうだったけど、結局ぼくの作り方は蛇腹でも角度系でもあんま変わらないことに気づいてしまった。出したい面を探索→展開図で解析の繰り返し。