新作「オオカミ」

 紆余曲折を経て、今度こそ没じゃないオオカミができた。まだ仕上げ的には詰め切れてないけれど、まあここまで来ればもう山は越えた。



(クリックで拡大版へ)
 ようやく、イメージしていた形が盛り込めたかなと満足している。見てのとおり、やりたかったのは胸元の毛の表現で、前方下から見てもアゴの下にぽっかりと穴が開かないようにしたかった。空間作品まで行かないかもしれないが、準-空間作品といった風か。

 展開図はまた後日として、全体の構成としては「ライオン」に近い。基本形の構造はそれなりにひねった感じなのに解体していくと意外なほどシンプルだったのが、作っていて面白かった。