折り紙回文

 2000年に折紙探偵団東京友の会の連絡用メーリングリスト内で発表した折り紙回文ネタから一部を紹介。折り紙ネタというか、名前を折り込んだだけのが多いんだけど。ふざけた内容が多いが、これは名前を逆さから読んだとき必然的にそうなってしまっただけであって、当然ながら他意はまったくないのであしからず、です。

<折り紙全般編>

読めよ。『をる』を読めよ!
ま、最初は簡単な物から。
いかすマリオを折りますかい?
回文としてはこれが一番マトモかも。
寄れ男たち、満ち満ちた子と折れよ
コンベンション風景みたいな。
‥‥「おりおか?」「おりおさ。」「おりおか?」「おりおさ。」‥‥
無限回文。

<作家編>

う、布施風
ユニット作品はこう見える。
桃谷に似た桃
どんなだ。
食べたで高濱、博多で食べた
何を。
ん、河合の頭にまたあの違和感
無礼にも程がある回文。
よろけつつ山口、父熊やっつけろよ
どことなく酔拳っぽい。

<海外作家編>

「いち、にい!」ラング軍、来日ぃ!
よく分からんけど怖そうだ。
「トナカイ」エンゲル折る。幻影かな、と
幻影ではなくて、本当に折ってます。
く、さすがにマイケル・シャルや。知る、桂馬逃がす策
折り紙好きに将棋ファンは多いらしいけど。
「難解カブト」、ジャクソンそく野次飛ぶか、いかんな
『をる』のインタビューを読んでも、納得してはいけない。

 というように人名を勝手に織り込むのは問題が多いので、折り紙関連語を使った物をいくつか新しく考えてみた。


<新作>

「かぶせ無理〜〜〜!」むせぶか
つまり中割りも無理〜〜!
完徹、折り紙試作「刺身」「ガリ」折ってんか?
完徹するほどの題材か。
違うよ、死んでも伝承勝ち
解釈が難しいところだが、深そうだ。


 甚だまとまらないエントリになってしまったけど、回文で言葉がはまった時の快感は、折り紙で基本形などがびしっと決まったときの快感にどこか似ているかもしれない、とか言ってお茶を濁すことにする。