折り紙シミュレーション

 せっかくなので宮崎慎也さんによる「折り紙シミュレーション」の研究にも触れておく。これは『折紙探偵団』64号で詳しく記事になっている。
 ついさっき、久しぶりにソフトを動かしてみたが、やっぱり面白い。と同時に、こういう入力方法の限界はどこらへんにあるのかなあ、なんてことも考えた。
 三谷さんや島貫さんらの研究をひとつの大きなセットとして見ると、折り紙の3DCG表現がベースに置かれることになるのだろうから、それをどうやって処理・生成するかというのがとても重要になってくると思う。


 最後にどーでもいい話。門外漢なので、こういった折り紙の研究が情報科学の分野でどういう位置づけになるのかさっぱりだったりする。正直言って「こんな応用可能性のいかにも低そうな折り図の研究とかしてて怒られないのかな?」などと余計なことを考えてしまわないでもないのだけど(笑)、折り紙者としてはとにかくエールを送り続けたい。