仮折生活「創作者の権利について」について

 折山さんの力の入ったまとめ考察についても、やはり触れておきたいと思います。短い間に素晴らしいまとめです。(というか、ちまちま書いていたまとめが出せなくなってしまいました(笑)。)普通に著作権を適用できるという見解については、ぼくも同意しますが、以下の2、3点について少しだけ。


 「●展開図に関して」

展開図を 1 枚まるごと引用することは(著作物全体を引用することは)、明らかに正当な範囲を逸脱しています。普通に著作権の範囲で対応できます。

 逆に、部分の掲載だと同一性保持権に抵触するという解釈もあるかもしれません。絵画の評論などでも全体を載せているのが結構あるように思います(許諾を得ているケースも多いでしょうけれど)。
 ちなみにぼくが折り図の引用に触れているのは、目黒さんの作品解析や、羽鳥さんの作品評で展開図を使用されているのが頭にあったからですね。こういう研究は折り紙の発展のためにプラスになるものだと思うので、ぼくとしてははっきりダメと言いたくないな、と思ったわけです。

「無断で展開図を作成しないでください」というかたは、いなかったような気がします。書かなくても大丈夫なのでしょうか。

 ぼくの書いたものに関しては、折り図に含めていたつもりでした。付け加えると、動画なども含めて作品の再現に関わるものを含めて折り図という表現でいいかなと思っていたのですが、やっぱり分かりにくいかな‥‥。サイト改装の折に少し書き直そうかとは考えています。


 最後に「●折り過程に関して」の

作成途中の状態を、完成作品の二次的著作物とみなし、公開を制限することができると思います。

 これって見なせるのだろうか?とふと思ってしまったのですが、どうでしょうね。これを見なせるなら、折り工程も二次的著作物と言えることにならないでしょうか。