cochae「オリガミキット/bird series 001」

 中野のタコシェで、cochaeさんのオリガミキットを購入。早速折ってみた。

 写真左の「cochae child 001」(http://cochae.com/garelly/oreore_top.html*1の方が面白みが明快に楽しめる感じがした。折るという手法が「福笑い」的な効果を生む、その楽しさ。微妙に半開折りにしてみるとさらに奇怪な表情になったり、顔という情報の豊かさが味わえる。

 「鳥」も、折っていて面白いんだけど「cochae child 001」のようにギョッとはさせられなかった。これはぼくがある程度展開図から“読めて”しまうからかもしれない(もちろん人の顔と鳥というテーマの差による影響という面もあるだろう)。先に書いた福笑い的な目くらまし効果が薄れてしまうらしいのだ。なので、完成形では隠れてしまうような部分にも眼のような強烈なアイコンを配しておいて、そういう“読み”を攪乱させればもっとドキドキしながら折ることができるかも、などと考えた。

 もちろんcochae作品は福笑い的な驚きだけを意図して制作されているわけではないだろうから、これはあくまでぼくの抱いた感想だけど。

*1:こちらは名刺のようなものであって、本来は折られるために入っているのではないかもしれない。あとタイトルは、クレジットされてなかったのでサイトの表示から。